株主総会資料は「校正」と「校閲」で綿密に確認を
株主総会資料の校正について
コロナウイルス感染拡大の影響で社会の混乱がまだまだ続いている状況ですが、緊急事態宣言が解除され全国での往来が可能になるなど、徐々に経済活動の再開へと模索する動きが出始めています。例年なら各企業で株主総会が開催される時期になりますが、今年はどのような方法で行われるのでしょうか。開催延期やオンライン開催などになるのでしょうか。
当社でも例年、多くの企業様より「株主通信」などの作成をお受けしています。株主通信は、会社の事業活動の状況、財務及び業績状況などを記載した報告書で、IR活動の一環として定期的に会社から株主の方々に説明するために送付されているものです。その会社の事業や業績の現況を株主の方が目にするためミスは許されません。
制作時に企業様より原稿や資料を支給されますが、その原稿と校正紙の文字を一字一句突き合わせます。連結損益計算書や財務諸表などの数字も一桁一桁確認していきます。売上高や営業利益などは過去数期分と比較するグラフ表示もありますので、数字とグラフの目盛りの位置が合っているかなども確認します。
念のため会社のホームページのIR資料を参照し、原稿と公表されている数字が合っているかどうかも見ていきます。原稿と突き合わせをする「校正」と、会社で公表された数字と合っているか事実確認をする「校閲」両方を行っています。
さらに、株主の方々へ向けた社長のあいさつ文や事業活動の詳細などでは原文通りを基本としながらも表記の統一や「てにをは」の使い方などで読みやすい文章に整えていきます。
そして最後の会社概要も会社ホームページと照合し、株式メモの大株主の会社名も各会社ホームページで確認をします。
株主総会は株式会社の最上位に位置する意思決定機関で、関連資料を基にその会社にとっての重要な事柄について決める場です。その資料の内容にミスがあってはなりません。原稿を突き合わせる「校正」と会社の公の情報を照合する「校閲=事実確認」で、綿密な確認作業を怠ってはなりません。
株式会社ユー・エス・エスでは、総会挨拶状の
デザイン制作業務を特に文字校正に力を入れながら
おこなっております。
「校正回数が多くて困っている」「文字校正をしっかり
見ている時間がない」などでお悩みでしたら、
お気軽にご相談ください。
担当営業 栗原
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