社内報校正ミスの見つけ方① 誤字・脱字、誤変換
文字校正は疑いの意識をもって
社内報制作における校正では、さまざまな観点から起こりうるミスをチェックしていきます。校正者は基本姿勢として、常に誌面の隅々を「ミスがあるかもしれない」という疑いの意識をもって見ています。
起こりうるミスとしては大まかに、
「誤字・脱字、誤変換」「語法・用法など文法上のミス」
「事実誤認、不適切表現」「体裁ミス、用語不統一」
に分けられますが、それぞれ気を付けるべき視点が違いますので、一つずつ見ていきたいと思います。
「誤字・脱字、誤変換」
一般的に、単純なタイピングミスによって起こるものとしては「ひらがな・カタカナの誤字・脱字」「送り仮名の誤字・脱字」「英数字の誤字・脱字」「( )など約物の脱字」「熟語の誤変換」などが挙げられます。また、単語の覚え間違いによって起こる「単語自体の誤字」(ex.
〇備忘録→×忘備録など)もあります。
このようなミスを発見するには、言葉を単語ごとに読むのではなく一文字一文字を見ていき、数字も「62640」と読むのではなく「6、2、6、4、0」と一桁一桁確認しながら見ていくことが大切です。
ミスを見落としたまま社内報などの広報媒体が世に出てしまうと、担当者の責任はもとより会社そのものの信頼を損ねることになりかねません。ユー・エス・エスが確かな校正の目で、そのような事態を未然に防ぎます。
株式会社ユー・エス・エスでは、社内報や広報誌のデザイン制作業務を特に文字校正に力を入れながらおこなっております。
「校正回数が多くて困っている」「文字校正をしっかり見ている時間がない」などでお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。
担当営業 栗原
「語法・用法など文法上のミス」については次回お話ししたいと思います。