社内報文字校正でよく出てくる文言 「~ていく」「~てくる」について 社内報制作の㈱ユー・エス・エス

「~てく」「~てる」、「こと」「もの」はひらがなで

ときどき社内報文字校正において「景気が回復に向かって行く」「賛同者が増えて来た」、また「食べた事がない」「どうした物か」と、「行く」「来た」「事」「物」と漢字書きになっている文章を見かけ、違和感を覚えることがあります。この場合の「いく」や「くる」は「行く」「来る」という実質的な動きの意味が薄れ、時間的に進んでいく、あるいは近づいてくるという意味をもつ補助的な動詞という観点から、国語辞典などでもかな書きを推奨しています。また、「事」「物」もその語自体の実質的な意味というよりは、むしろ「食べた」「どうした」という連体修飾語を受けた名詞(形式名詞)といえます。

いずれも厳密な正解・不正解というものではないのですが、現在での一般的な表記は、こうした補助的・形式的な品詞については、漢字よりもかな書きが推奨されているように思います。

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