ユー・エス・エスブログより◆教えて!「社内報」づくりのQ&A⑨〈予算とスケジュールは大事! 〉
「初めて社内報の担当になったけれど、何もわからない、何から始めたらよいのかわからない」 そんな社内報のご担当者様のために、社内報制作についての基本をQ&A形式でご紹介します。 社内報のスタートアップにお役立ていただければ幸いです。
◆仕様について
Q. 社内報の仕様を決めたいのですが、どうすれば良いでしょうか?
A.仕様にはこれといった決まりがないだけに迷うものです。仕様を決める際の心得として、最初から数十ページもある雑誌のような立派なものにしようと思わずに、取り組みやすい少ないページから始めるのが良いでしょう。多額の予算をかけることができるのであれば、それ相当の社内報が作れますが、普通は十数ページという考え方で結構だと思います。
仕様はサイズ、カラーまたはモノクロ、ページ数、発行部数などいろいろ決めなければなりません。社内報は定期刊行物ですから、1枚のペラ用紙では寂しいです。少なくとも見開き以上の冊子にしたいものです。 また、写真やイラストを掲載することになりますから、できればフルカラー印刷が望ましいです。
モノクロが悪いというのではなく、カメラで撮影した画像データを取り込んだりするケースが多くなりますから、カラーで印刷したほうが制作しやすいですし、見た目も綺麗だからです。
紙のサイズやページ数、製本の仕方については、企画や情報発信の内容・分量をどうするかによって大きく異なってきますので、まずはコンセプトを明確にして、自社の規模や情報発信したい内容量を吟味しましょう。
できれば同じ業種の会社や同規模の会社の社内報を参考にしてどのような仕様で制作しているかを調べたいところですが、情報管理上難しいため、社内報制作会社のホームページなどで他社の社内報の成功事例を挙げているところがありますので、それから検討するのも一考です。
★POINT ページ物でカラー印刷を基本に、会社の規模や発信したい内容に見合ったものを。