Wordで文字を入力する際、突然「前に書いた文章が消えてしまった…」という経験はありませんか? これは何らかの原因で「上書きモード」になってしまっています。
Wordでは通常、入力された文字はカーソル位置の左側にそのまま挿入されますが、上書きモードの場合は、入力された文字によって後ろの文字が入れ替わる(消える)ようになっています。
●「挿入モード」の場合
「消えない」を入力すると、
後ろの文字は消えません。
●「上書きモード」の場合
「消えた」を入力すると↓
「…!?」が消えてしまいました。
上書きモードになっている時は、「挿入モード」に変更します!
●「Insert」キーを押す
「Insert」キーを押すたびに上書きモードと挿入モードが切り替わります。
●「Insert」キーって、どこにあるの??、、という場合
ファイル ⇒ オプション ⇒ 詳細設定 ⇒ 編集オプション の中の、「上書き入力モードの切り替えにInsキーを使用する」 と「上書き入力モードで入力する」の両方のチェックボックスをオフにすれば、挿入モードになります。
「上書き入力モードの切り替えにInsキーを使用する」もオフにすれば、「Insert」キーを無意識に押してしまって上書きモードになってしまうのを防げます。
「Insert」キーの隣に「Delete」キーがある場合、文字を削除するときにうっかり間違えて押してしまうことがあるのではないでしょうか?
突然入力した文字が消えてしまったときは、この対処法をぜひお試しください!