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◆社内報ビギナー担当者さま必見!効果的な活用法と実例をご紹介~Web導入編
こんにちは。
東京文京区 護国寺 の広報をデザインする会社、株式会社ユー・エス・エスです。
前回の記事では、効果的な社内報の作り方と実例をご紹介しました。今回は、その事例をWeb版に導入するとどうなるのかを見ていきましょう。Web版の社内報は、よりインタラクティブでアクセスしやすく、社員のエンゲージメントをさらに高めることができます。
1. インタラクティブなWeb社内報で双方向コミュニケーションを実現
事例1:IT企業A社の「みんなの声」コーナー
A社の「みんなの声」コーナーをWeb版に導入すると、社員同士のコミュニケーションがさらに活発になります。
実践ポイント:
- オンラインフォーラムの設置
専任のファシリテーターを配置し、建設的な議論を促進するための明確なガイドラインを設定します。テーマごとにスレッドを作成することで、部署や階層を超えた交流が生まれ、組織全体の知識共有と創造性の向上につながります。 - リアルタイムアンケートの活用
簡単なアンケートをオンラインで実施し、結果を即座に共有します。これにより、社員の意見を反映させることができ、エンゲージメントが向上します。また、経営判断の迅速化や社内制度の改善にも役立ちます。
※リアルタイムアンケートを実施する際は、システムの選択と費用を慎重
に検討する必要があります。WordPressを使用している場合、無料プラグインで基本的な機能を利用できますが、詳細な情報抽出や高度な分析機能が必要な場合は有料オプションが必要になることがあります。予算と必要な機能を考慮し、最適なツールを選択することが重要です。 - Q&Aセッション
「社長に聞いてみよう」コーナーは、事前に質問を募集し、会社主催のイベントにあわせて実施します。録画を後日公開することで、柔軟な視聴を可能にします。これにより、経営陣との距離が縮まり、透明性が高まります。
2. ビジュアルで魅せるWeb社内報で多様なコンテンツを提供
事例2:製造業B社の「現場百景」
B社の「現場百景」をWeb版に導入すると、動画や360度写真を使って工場の様子をより臨場感たっぷりに紹介できます。
実践ポイント:
- 動画コンテンツの追加:
製造ラインや特殊な機械の動きを動画で紹介し、製造プロセスを視覚的に理解させる。これにより、社員が製品の製造過程をより深く理解できます。視覚的な情報は記憶に残りやすいため、製品知識の定着率が高まり、顧客対応や品質管理の向上にも寄与します。 - 360度写真の活用
工場内を360度写真で紹介し、社員がバーチャルツアーを楽しめるようにする。これにより、現場の臨場感を体験できます。特に現場に行く機会の少ない部署の社員にとって、会社の事業への理解が深まり、仕事へのモチベーション向上につながります。 - インタラクティブマップ
製品ができるまでの工程をインタラクティブマップで解説し、各工程の詳細をクリックで表示します。視覚的な製造プロセスの表現により、社員は全体の流れを容易に把握し、業務理解が深まります。また、各工程をクリックして詳細情報にアクセスできるため、必要な知識を迅速に得られます。さらに、部門間の関連性や相互依存関係が明確になり、組織全体の協力体制が強化されます。
3. 参加型Web社内報で社員が主役のコンテンツを作成
事例3:小売業C社の「今月のMVP」
C社の「今月のMVP」をWeb版に導入すると、MVP社員のインタビュー動画やフォトギャラリーを掲載し、よりパーソナルな紹介が可能になります。
実践ポイント:
- インタビュー動画の掲載
MVP社員のインタビュー動画を掲載し、仕事のコツやモチベーションを直接伝えます。これにより、他の社員が学びやすくなり、組織全体のスキルアップや業務改善のヒントを得られる機会が増えます。 - フォトギャラリーの作成
MVP社員の仕事風景やプライベートの写真を集めたフォトギャラリーを作成します。これにより、社員同士の親近感が高まり、コミュニケーションが活性化します。 - 社員のコメント機能
他の社員がMVP社員に対してコメントを残せる機能を追加します。コメントは広報部門による事前チェックのうえ、ポジティブで建設的なコメントを掲載します。これにより、社員同士の交流が深まり、ポジティブな組織文化の醸成が期待できます。
4. 簡潔でわかりやすいWeb社内報で適切な情報量と構成を提供
事例4:サービス業D社の「月刊ダイジェスト」
D社の「月刊ダイジェスト」をWeb版に導入すると、重要ニュースを動画やインフォグラフィックで紹介し、視覚的にわかりやすくなります。
実践ポイント:
- 動画ニュースの配信
重要なニュースを短い動画で紹介し、忙しい社員でも手軽に情報を得られるようにする。これにより短時間で重要な情報を把握できるため、社員の情報収集効率が上がり、業務への集中時間も確保できます。 - インフォグラフィックの活用
長い記事をインフォグラフィックで要約し、視覚的に情報を伝える。これにより、社員全体の理解度が向上し、情報の共有と活用が促進されます。 - モバイル対応
スマートフォンやタブレットでも読みやすいレイアウトを採用し、どこでも社内報を閲覧できるようにする。これにより、社員がいつでもどこでも情報にアクセスでき、情報格差の解消と迅速な意思決定につながります。
5. 部署間の連携を深めるWeb社内報で相互理解を促進
事例5:建設業E社の「現場のヒーロー」
E社の「現場のヒーロー」をWeb版に導入すると、現場作業員のインタビュー動画やプロジェクトの進捗状況をリアルタイムで共有できます。
実践ポイント:
- プロジェクト進捗の定期更新
現場のプロジェクト進捗を週次や月次で総合的に報告します。これにより、プロジェクトの透明性が高まり、問題の早期発見や部署間の協力体制の強化が可能になります。 - インタビュー動画の掲載
現場作業員のインタビュー動画を掲載し、その技術や工夫を詳しく紹介する。これにより、現場の作業内容がより具体的に伝わり、全社的な業務改善や効率化につながります。 - 部署間の対談動画
異なる部署の社員同士の対談動画を掲載し、相互理解を深める。これにより、部署間の連携が強化され、組織全体のイノベーション力が向上します。
Web版社内報でエンゲージメントを高め、組織の一体感を強化しよう!
Web版の社内報を導入することで、社員のエンゲージメントをさらに高め、会社全体の一体感を強化することができます。紙版と併用することで、より多くの社員に情報を届けることができ、双方の利点を活かした効果的な情報共有が可能になります。
さらにWeb版では、閲覧状況や人気記事のデータを収集・分析し、より効果的な社内報作りに活用できます。
また、社外秘情報を含む社内報の場合、安全なアクセス制御システムを実装し、情報漏洩を防止するなどのセキュリティ策を万全に図りましょう。
これらの方法を参考にして、魅力的な社内報を作成してみてください!
ユー・エス・エスは、社内報・会報誌・広報誌の企画から取材、撮影、制作、編集、校正、印刷、そしてWeb化まで、オールマイティに手掛けることができますので、これらの強みを活かし、紙媒体とWeb版の両方で貴社の社内報リニューアルを成功に導くお手伝いをいたします。
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