春の季節になり、社内報や広報に取り掛かる方も多くなるのではないでしょうか?
「初めて社内報に携わる」という方にとっては、制作の流れが複雑でわからないことも多いと思います。印刷やデザインに関する用語がわからないと、思わぬ部分で認識が間違っておりミスにつながる場合もあります。
今回は、そんな方々のために「制作工程」の流れに関する用語などをお伝えしようと思います!
2つの意味を持っている言葉になります。
1つ目は、「原稿を渡す」という意味です。出版社などが印刷会社に対して原稿を渡すことを意味しています。
もう1つの意味は、「原稿を受け取る」ということです。こちらは、デザイン会社などが原稿を執筆した相手から原稿を受け取るという意味になります。
入稿した原稿を元に、制作者がデザインを施した制作データを作ります。
「初校」はその制作データに対して行う最初の校正、「再校」は初校に入った赤字を修正した制作データの校正を指します。
再校は「二校(にこう)」とも呼び、再校の次は「三校(さんこう)」「四校(よんこう)」…と続きます。
※修正点を取りまとめ、修正指示は「三校まで」に終わらせるよう注意しましょう。
「念の為の校正」を略した言葉で、校了の直前に念の為に行う校正を指します。
赤字や修正が少なく問題ないはずだが、念の為に確認したい際に行う校正のことをいいます。
「校正終了」の略で、「印刷しても良い状態になる」という意味です。
通常、原稿や写真などを入稿し、制作した紙面に対して何度か修正のやり取りが入ります。その後、修正などのやり取りが必要なくなり「印刷してください」となった状態のことをいいます。
「責任校了」の略で、赤字が少ない場合やほとんど修正が無くなった際に、「デザイン会社や印刷会社の責任で校了してよい」状態になったことを指します。
校了となったデータ(版)を、印刷工程(製版)にまわすことを「下版」といいます。印刷所内で交わされる用語になります。
基本的には、校了となったら印刷段階に進むため、校了後の修正はできなくなります。間違いがないか、校了前の校正の段階でしっかりと確認をする必要があります。
今回は「制作工程」の流れについて説明させていただきました。印刷やデザインに関しては、専門用語的な要素が多くわかりづらいところもあると思います。しっかりと理解すると、スムーズな進行ができるでしょう!
今後も、デザインや印刷に関する用語を詳しく紹介していきますのでチェックしてみてください!
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