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◆2月は「全国生活習慣病予防月間」です

まごわやさしい



こんにちは。
東京文京区 護国寺 の広報をデザインする会社、株式会社ユー・エス・エスです。


全国生活習慣病予防月間とは? 生活習慣を見直して健康な未来を

毎年2月は「全国生活習慣病予防月間」です。
この期間は、日本生活習慣病予防協会が中心となり、生活習慣病の予防について広く啓発活動を行っています。
平成23年(2011年)に始まり、現在では全国的な健康促進運動の一環として定着しています。

生活習慣病は、日本人の健康に深く関わる重要な課題の一つです。日々の生活習慣を改善することで、病気の発症を防ぎ、健康寿命を延ばすことができます。本記事では、生活習慣病の原因や予防策について詳しく解説し、実践しやすい健康習慣をご紹介します。


生活習慣病とは? その原因とリスク

生活習慣病とは?

生活習慣病とは、食生活、運動習慣、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣が原因となり、長い年月をかけて発症する病気の総称です。代表的な生活習慣病には、以下のようなものがあります。

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 脂質異常症(高脂血症)
  • 動脈硬化
  • 心筋梗塞、脳卒中
  • 慢性腎臓病
  • がん

これらの病気は、初期症状がほとんどないため、気づいたときには進行していることが多いのが特徴です。しかし、日常の生活習慣を改善することで、予防や進行の抑制が可能です。

生活習慣病の主な原因

生活習慣病を引き起こす主な原因は以下の通りです。

① 偏った食生活

  • 高カロリー・高脂肪の食事が中心
  • 野菜や果物の摂取不足
  • 塩分や糖分の過剰摂取
  • 不規則な食事時間

② 運動不足

  • デスクワーク中心で運動する機会が少ない
  • 1日の歩数が極端に少ない
  • 筋力が低下し、代謝が落ちる

③ 過度のストレス

  • 慢性的な疲労や睡眠不足
  • 自律神経のバランスが崩れ、血圧や血糖値が上昇しやすくなる

④ 喫煙

  • 血管を収縮させ、動脈硬化を促進
  • がんや肺疾患のリスクを大幅に上昇させる

⑤ アルコールの過剰摂取

  • 肝臓への負担が大きくなる
  • 高血圧や糖尿病のリスクを高める

生活習慣病を予防するためにできること

生活習慣病を予防するには、「バランスの良い食事」「適度な運動」「ストレス管理」「禁煙」「適量の飲酒」といった日々の習慣が重要です。
特に、30代から40代の働き盛りの世代は、仕事の忙しさを理由に健康管理をおろそかにしがちですが、若いうちからの対策が将来の健康につながります。

① 食生活の改善

「まごわやさしい」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、健康的な食事の基本となる食材の頭文字を取ったものです。

  • まめ(豆類)
  • ごま(ナッツ・種子類)
  • わかめ(海藻類)
  • やさい(野菜)
  • さかな(魚)
  • しいたけ(きのこ類)
  • いも(芋類)

これらの食材をバランスよく摂ることで、栄養バランスの取れた食事ができます。

また、塩分や糖分の過剰摂取を避け、適切なカロリーコントロールを心がけましょう。

② 適度な運動を習慣化する

運動不足を解消するためには、「今より10分多く体を動かす」ことから始めるのがおすすめです。
例えば、以下のような方法で運動時間を増やせます。

  • 通勤時に1駅分歩く
  • エスカレーターではなく階段を使う
  • 仕事の合間にストレッチを取り入れる
  • 休日に散歩や軽いジョギングをする

運動を習慣にすると、体力の低下を防ぎ、筋力がつくことで代謝も向上します。
また、運動にはストレス解消の効果もあるため、精神的な健康にも良い影響を与えます。

③ ストレス管理と睡眠の質を高める

ストレスは生活習慣病の大きな原因の一つです。
適度な運動や趣味の時間を作ることで、ストレスを発散させましょう。
また、睡眠の質を高めるためには、以下のようなポイントに気をつけると良いでしょう。

  • 寝る1時間前にはスマホやPCの画面を見ない
  • ぬるめのお風呂に入ってリラックスする
  • 寝る時間と起きる時間を一定にする
  • カフェインの摂取を控える

質の良い睡眠をとることで、ホルモンバランスが整い、ストレスの軽減につながります。

④ 禁煙・飲酒量の見直し

タバコは動脈硬化を加速させ、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。
また、過度な飲酒は肝臓への負担を増やし、糖尿病や高血圧のリスクを高めるため、適量を心がけましょう。


まとめ:10年後、20年後の健康のために今できることを

生活習慣病は、「ある日突然発症する」のではなく、「長年の生活習慣の積み重ね」によって引き起こされる病気です。
そのため、若いうちから意識的に健康的な生活習慣を身につけることが、将来の健康を守る鍵となります。

「全国生活習慣病予防月間」をきっかけに、あなた自身の生活習慣を見直してみませんか?
小さな習慣の積み重ねが、大きな健康へとつながります。
10年後、20年後の自分のために、今日からできることを少しずつ始めていきましょう。

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