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◆3月15日は「万国博デー」~2025年大阪万博と日本の万博の歴史~

3月15日は「万国博デー」~2025年大阪万博と日本の万博の歴史~

みなさん、こんにちは。
東京護国寺の文字校正が得意なデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。

3月15日は「万国博デー」
1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)の開幕日を記念して制定されたものですがご存じでしたか?大阪万博はアジアで初めて開催された国際博覧会であり、日本の技術力と文化を世界に発信する歴史的なイベントでした。

万博(国際博覧会)は、各国の最先端技術や文化、芸術を世界に向けて発信する国際交流のイベントで、 同時に、一つの国だけでは解決できない地球規模のさまざまな課題解決のためアイデアを出し合う、よりよい社会へ向けた目的実現のための場所でもあります。

来る2025年4月13日、55年ぶりに大阪で国際博覧会が開催されます。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、医療・健康・AI・ロボティクスなどの最先端技術が展示される予定ですが、このブログでは、「万国博デー」にちなんで、日本で開催された万博の歴史を振り返りながら、2025年大阪万博について詳しく見ていきます。


1. 万国博覧会とは?

万国博の起源:古代から近代へ

万博の概念は古く、紀元前のエジプトやペルシャでは、国王即位の祝典として芸術品や衣類が披露されていました。また、古代ローマでは、戦争の戦利品を誇示する催しが行われていました。これらが博覧会の原始的な形態だとされています。

近代万博の誕生と発展

本格的な万博の始まりは、1851年のロンドン万博です。産業革命の最先端技術を展示する場として、イギリス・ロンドンで開催されました。特に注目を集めたのは、全面ガラス張りの「水晶宮(クリスタル・パレス)」で、当時としては画期的な建築でした。

その後、万博は各国で盛んに開催されました。

  • 1889年のパリ万博では、現在もフランスの象徴となっているエッフェル塔が建設されました。
  • 1893年のシカゴ万博では、初めて「進歩の1世紀」というテーマが設定され、現在のようなテーマ重視の万博へと進化しました。

現在の万博は、5年に1度、博覧会国際事務局(BIE)の総会で決定される仕組みになっています。

日本と万博の関わり

日本が万博に初めて公式参加したのは、1873年のウィーン万博でした。
このとき、日本の文化や工芸品が世界に紹介され、海外からの注目を集めました。

それ以来、日本は積極的に万博を活用し、技術革新や文化交流の場としてきました。


2. 日本で開催された万博の歴史

① 1970年大阪万博(EXPO’70)

「人類の進歩と調和」をテーマに、日本で初めて開催された国際博覧会(登録博)。

  • 会場:大阪府吹田市(現在の万博記念公園)
  • 開催期間:1970年3月15日~9月13日(183日間)
  • 入場者数:約6,421万人(当時の日本人口の約6割)
  • 主な特徴
    • ソ連館の「月の石」、フランス館の**「モナ・リザ」**が話題に
    • 岡本太郎の「太陽の塔」がシンボル
    • リニアモーターカーの試験運行を実施

② 1975年沖縄海洋博(沖縄国際海洋博覧会)

「海-その望ましい未来」をテーマに、日本復帰後の沖縄で開催。

  • 会場:沖縄県本部町
  • 開催期間:1975年7月20日~1976年1月18日
  • 特徴
    • 沖縄の文化と海洋資源の重要性を発信

③ 1985年つくば科学万博(科学万博-つくば’85)

「人間・居住・環境と科学技術」をテーマに、科学技術の進歩を前面に押し出した博覧会。

  • 会場:茨城県つくば市
  • 開催期間:1985年3月17日~9月16日
  • 入場者数:約2,030万人

④ 1990年大阪花の万博(国際花と緑の博覧会)

「花と緑と人間の共生」をテーマにした博覧会。

  • 会場:大阪府鶴見緑地
  • 開催期間:1990年4月1日~9月30日
  • 入場者数:約2,300万人

⑤ 2005年愛知万博(愛・地球博)

「自然の叡智」をテーマに、持続可能な社会づくりを目指した万博。

  • 会場:愛知県長久手市
  • 開催期間:2005年3月25日~9月25日
  • 入場者数:約2,200万人

3. 2025年大阪万博の特徴

今回の2025年大阪万博は、過去の万博とは異なる新しい特徴を持っています。

① テーマ:「いのち輝く未来社会のデザイン」

医療・健康・AI・ロボティクスなどの分野を中心に、人間中心の社会設計に焦点を当てています。

② デジタル万博の実現

  • バーチャル万博:世界中からオンラインで参加可能
  • メタバース会場:仮想空間での展示・体験
  • AIガイド:来場者のニーズに応じた個別対応

③ SDGs(持続可能な開発目標)への貢献

  • 医療・福祉、カーボンニュートラルに関する展示が注目

④ 万博会場:「夢洲(ゆめしま)」の未来

  • 万博後も「スーパーシティ構想」として再開発予定

1970年大阪万博が日本の高度経済成長を加速させ、2005年愛知万博が環境意識を高めたように、2025年大阪万博も未来社会の新しいモデルを示すでしょう。


まとめ

2025年大阪万博は、日本の万博の歴史を受け継ぎつつ、新しい未来を描く重要なイベントです。過去の万博が技術革新や社会変革を促してきたように、今回の万博も未来社会のデザインに大きな影響を与えるでしょう。

「万国博デー」にあたる3月15日、ぜひ2025年大阪万博に思いを馳せ、未来に向けた一歩を共に踏み出してみませんか?

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