社内報の制作だけに限らずデザイン制作を行う際には、様々な素材(原稿や写真、表など)を、必要に応じて整理してまとまりをもたせ、情報の重要度によって強弱をつける作業が必要になります。
読みやすく整然としたレイアウトにするために、「グリッドシステム」というデザイン手法があります。
グリッドシステムとは、画面上に格子状に縦横のガイドラインを引き、そのブロックごとに文字や図・写真を配置してデザインする方法です。
スイスのグラフィックデザイナー、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンが、デザインされる媒体の面積と文字の大きさの比例を研究し、初めて系統的にまとめました。このデザイン手法は、スイス・ドイツの構造主義から生まれたといわれています。
この手法を使うことで統一感が生まれ、バランスのとれたデザインを作ることができます。
グリッドシステムを使うことで、多くのメリットがあります。
1.様々な素材を整理することができる
要素をうまく整列し、整然としたレイアウトにすることができます。
2.文字を読みやすくすることができる
グリッドを使って整えることで、見た目がすっきりし、可読性が上がります。
3.複数ページに対応しやすい
テキストや図などを配置する位置を決めておくと、視線が迷わなくなり見やすい紙面になります。
4.制作作業の効率化
グリッドシステムを使用すると、要素を配置する場所を誘導してくれる役割にもなり、効率よく制作にあたることができます。
例えばプレゼン資料の作成において、「まとまって見せることができない…」「ごちゃごちゃして見える…」など悩んだ際にも、この「グリッドシステム」はとても有効なので、活用してみるのもオススメです!
余談ですが…スマートフォンのカメラに「グリッド」の機能が入っていることも多いです。写真を撮る際に、グリッドを活用しながら撮ると「映える」写真になるので試してみてくださいね!
ユー・エス・エスでは、様々な企業様の社内報制作実績があります。
お客様のニーズに合わせた「デザイン」を制作するために日々、研究しております。
社内報や広報誌などの制作は、ぜひユー・エス・エスにお任せください。