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◆『意外に』と『意外と』の違いって?

『意外に』と『意外と』の違い
『意外に』と『意外と』の違い


みなさん、こんにちは。
東京護国寺の文字校正が得意なデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。

日常会話や文章を書くときに、「意外に」と「意外と」のどちらを使うべきか迷ったことはありませんか?どちらも「予想外」という意味を持つ表現ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。

今回は、「意外に」と「意外と」の違いをわかりやすく解説します。


共通点:どちらも「予想外」を表す

まず、「意外に」と「意外と」の共通点を押さえておきましょう。どちらも「予想していたこととは違う」という意味を持ちます。つまり、何かに対して抱いていた予想や期待とは異なる結果や状況を表現するときに使います。

例文:

  • この仕事は意外に簡単だった。
  • この仕事は意外と簡単だった。

どちらも自然な日本語として成立し、意味にも大きな違いはありません。


1. 「意外に」はどんなときに使う?

  • 落ち着いたニュアンス
    「意外に」は、冷静で落ち着いた語り口を持つ表現です。話者が状況を客観的に述べる際に使われることが多いと言えます。
  • 事実や評価を述べる際に適している
    主観的な驚きよりも、事実や評価を淡々と伝える場面に適しています。

例文:

  • この問題は意外に難しかった。
  • 彼は意外に優しい性格だ。

2. 「意外と」はどんなときに使う?

一方、「意外と」には次のような特徴があります:

  • 感情的なニュアンス
    「意外と」は、話者の驚きや感情を強調する表現です。話し言葉として使われることが多く、親しみやすい印象があります。
  • 主観的な驚きを伝える場面で使用
    話者自身が感じた予想外の感情や驚きを伝える際に適しています。

例文:

  • この料理、意外とおいしいね!(驚きや感情を含んだ表現)
  • 新しい趣味、意外と楽しいよ。(自分の感情を強調)

3. 使い分けのポイント

「意外に」と「意外と」はどちらも形容詞・動詞との相性が良く、文法的にはどちらを使っても問題ありません。ただし、その場面やニュアンスによって使い分けることで、より自然な表現になります。

「意外に」は、少しフォーマルな表現

文章を書くときや、ちょっとかたい話をするとき、冷静で落ち着いた印象を与えたい場合は「意外に」を選びます。

  • 試験は意外に簡単でした。
  • このアプリは意外に便利です。

「意外と」は、話し言葉でカジュアルな表現

カジュアルな会話や、気軽な文章では「意外と」が自然です。

  • このドラマ、意外とハマる!
  • 彼って意外とオシャレだよね。

まとめ

「意外に」と「意外と」はどちらも予想外の出来事を表す言葉ですが、そのニュアンスには微妙な違いがあります。「冷静さ」や「落ち着いた語り口」を重視するなら「意外に」、「驚き」や「感情」を強調したいなら「意外と」を選ぶことで、より適切で自然な日本語表現が可能になります。

どちらを使っても大きな誤解は生まれませんが、意識して使い分けることで、より伝わりやすい表現になります。日常の会話や文章作成にぜひ役立ててみてください!

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