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■社内報

◆世界をつなぐ!グローバル社内報で企業文化を共有する秘訣

世界をつなぐ!グローバル社内報で企業文化を共有する秘訣
世界をつなぐ!グローバル社内報で企業文化を共有する秘訣



みなさん、こんにちは。
東京護国寺の文字校正が得意なデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。

近年、日本企業のグローバル化が進む中で、国内外の従業員に向けた情報共有を目的とした「グローバル社内報」の必要性が高まっています。特に海外拠点や外国籍従業員を抱える企業では、従業員間のコミュニケーションを活性化し、企業文化を統一するために効果的なツールとして注目されています。
本記事では、グローバル社内報の重要性、制作のポイント、そして具体的な企画例について解説します。

グローバル社内報の目的

グローバル社内報は、次のような目的があります。

  • 情報共有
    海外拠点や外国籍従業員にも経営方針や最新情報を伝えることで、全従業員が同じ方向性で働ける環境を整える。
  • 企業文化・風土の醸成
    多様なバックグラウンドを持つ従業員が相互理解を深めることで、一体感を高める。
  • エンゲージメント向上
    従業員が企業への帰属意識を持ち、モチベーション向上につながる。

制作時のポイント

グローバル社内報を成功させるためのポイントをいくつか紹介します。

  1. 翻訳版ではなく専用版を作成する
    日本語版の単純な翻訳ではなく、海外従業員向けにカスタマイズされた内容にすることが重要です。例えば、現地文化や関心に合わせた記事構成や表現方法を取り入れることで理解度と興味を高めます。
  2. わかりやすい文章とデザイン
    翻訳しやすい文章で原稿を作成し、略語や専門用語は避けるべきです。また、多言語対応の場合はレイアウト調整も必要です。例えば、日本語から英語への翻訳時には文字数が変動するため、それに合わせたデザイン変更が求められます。
  3. 発行形態の選択
    紙媒体かWeb媒体かは予算や目的に応じて選びます。特にWeb社内報はリアルタイムで情報共有が可能であり、コメント機能などによってコミュニケーション活性化にもつながります。
  4. 現地情報との連携
    現地スタッフとの密接な連携を図り、海外拠点から直接情報を収集する仕組みを整えることで、より現地感のある内容が作れます。アンケートやインタビュー形式の記事も効果的です。

具体的な企画例

グローバル社内報には以下のような企画が考えられます。

  • トップメッセージ: 経営陣からのメッセージで会社全体の方向性を示す。
  • 海外拠点紹介: 各国の支社や現地スタッフの活動状況を伝えることで相互理解を促進。
  • 新製品・サービス情報: 会社全体で共有すべき最新情報を掲載。
  • CSR活動: 社会貢献活動など企業価値向上につながる取り組みを紹介。
  • 従業員インタビュー: 現地スタッフの日常や奮闘ぶりを記事化し、共感とモチベーションアップにつなげる。

まとめ

グローバル社内報は単なる情報共有ツールではなく、企業文化統一や従業員エンゲージメント向上にも寄与する重要な施策です。制作時には翻訳だけでなく現地文化への配慮や適切な発行形態選択が求められます。また、多様な企画内容で従業員間のコミュニケーション活性化と一体感醸成につながります。これからグローバル社内報制作を検討する企業は、自社独自の価値観や目的に合わせた設計が重要です。

私たちは、お客様ごとの課題や目的に合わせて最適なソリューションをご提案し、高品質な社内報制作のお手伝いをいたします。「どんな内容で作ればいいかわからない」「多言語対応が不安」といったお悩みもぜひお気軽にご相談ください。

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