株式会社ユー・エス・エス/上田写真製版所 ブログ

■デザイン印刷百科

◆フォントのウェイトを使い分けて効果的なデザインを

デザイナーが使うメジャーな書体はモリサワが有名ですが、
その中の見出し用書体には
豊富なウェイト(書体の太さ)が用意されています。

よくデザインの入門書に
「タイトルは太くして目立たせる」と書いてありますが、
太くして目立たせるだけなら、
見出し用書体は太いウェイトだけで事足ります。

なぜ細いウェイトも用意されているのでしょうか。

それは、ウェイトが選べるとコントラストを
コントロールできるメリットがあるからです。

太い書体をすべての見出しで使うと
一番大きく太い見出しが目立ち過ぎてしまい、
小さな見出しは、見出しとしての機能を失います。

書体に複数のウェイトがあると、
文字サイズに応じて太さを変えることができるので
コントラストの調整がきき、
結果、すべての見出しが機能する紙面を作ることができます。

もちろん、力強いデザインにする場合は、
大見出しは太いウェイトを使って
ドスンと目立たせますが、
そうでなければ、
「この見出し強すぎるな…」となった場合に
ウェイトを落とすことで緩和することができます。

㈱ユー・エス・エスではモリサワフォントを契約しており、
1000書体を超える中から
お客様のご要望に沿う書体でデザインをご提案いたします。

制作:O

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