こんにちは。
東京文京区 護国寺 の広報をデザインする会社、株式会社ユー・エス・エスです。
当社のご近所に「永青文庫」があるのですが、現在、織田信長の手紙をテーマにした特別展「信長の手紙 ―珠玉の60通大公開―」が開催されていますので、ご紹介いたします。
※永青文庫とは
文京区目白台にある細川家の屋敷跡の一隅にあります。細川家伝来の貴重な文化財を数多く所蔵し、その中には、国宝や重要文化財も含まれます。また、建物自体も昭和初期の趣を残しており、歴史的な雰囲気を楽しむことができます。
信長の手紙展の見どころ
織田信長という名前を聞くだけで、多くの人が戦国時代の波乱万丈な歴史を思い浮かべることでしょう。この展覧会では、永青文庫が所蔵する細川家伝来の信長の手紙全60通が公開されています。これらは、重要文化財に指定されている貴重な歴史資料であり、戦国時代の生々しい息吹を感じられる展示です。
- 珠玉の60通を公開
信長の手紙は、直筆を含む貴重な内容が特徴です。その中には、室町幕府の滅亡から本能寺の変を迎えるまでの激動の歴史を映し出す手紙が含まれています。これらの文書は、細川藤孝との信頼関係を中心に、信長がどのように戦国乱世を駆け抜けたかを垣間見ることができます。 - 直筆の迫力
信長の手紙といっても、実は右筆(書記官)が筆をとるのが原則でした。そのなかで、信長本人が書いた唯一の手紙「自筆感状」も展示されています。この手紙には、力強い筆致と共に、彼の信念や情熱がそのまま表現されています。現代の私たちが抱く「革新的」「破天荒」といったイメージと重なる部分が多いですが、手紙を通して見えてくる人間らしい一面も興味深いです。 - 歴史を読み解く鍵
信長の手紙は単なる文書ではなく、当時の戦略や状況を知る重要な手がかりとなります。たとえば、長篠の戦いや度重なる家臣の裏切りなど、日本史の大事件がどのように動いたかを、手紙を通して読み解くことができます。
令和6年度秋季展 熊本大学永青文庫研究センター設立15周年記念
信長の手紙 ―珠玉の60通大公開―
開催情報
- 会期:2024年10月5日(土)~12月1日(日)
※月曜日休館(ただし10月14日・11月4日は開館、翌日休館) - 会場:永青文庫(東京都文京区目白台1-1-1)
- 時間:10:00~16:30(最終入館 16:00)
- 入館料:一般1000円、70歳以上800円、大学・高校生500円、中学生以下無料
アクセス
《バス》JR目白駅(「目白駅前」バス停)・副都心線雑司が谷駅 出口3(「鬼子母神前」バス停)より、都営バス「白61 新宿駅西口」行きにて「目白台三丁目」下車徒歩5分
《都電》都電荒川線早稲田駅より徒歩10分
《地下鉄》有楽町線江戸川橋駅(出口1a)より徒歩15分/東西線早稲田駅(出口3a)より徒歩15分
永青文庫は、目白駅や江戸川橋駅から徒歩圏内で、バスや都電も利用できます。歴史愛好家や織田信長ファンにとって、この展覧会は貴重な体験となること間違いなし!ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。