今回は、Webメディアと紙媒体の特徴についてそれぞれ考えてみたいと思います。
Webメディアの大きな特徴として、まず即時性が挙げられます。印刷という工程をもたないため、速報性に優れた情報発信が可能です。
また、Webメディアは情報量の制限がありません。動画など多彩なコンテンツ表現も可能で、より広く深く情報発信ができます。
反面、Web上には膨大な情報が存在するために、古い情報や陳腐な内容ではその中に埋もれて、そもそも見てもらいづらいという面があります。他との比較も簡単にできてしまうため、どれだけより多くの人々を引きつける内容を発信できるかが鍵となります。また、更新の頻度が低いと離脱率も高くなるため、ブログを書いたりSNSで発信したりなど、時間をかけた地道な更新活動が欠かせません。
一方、紙媒体の方は一覧性に優れています。ページを見渡してどこに何の情報があるか分かります。例えばチラシ広告などでは必要な情報が再度見直せるなどの保存性にも優れています。
また、印刷してしまうと簡単に修正がきかない紙媒体は、ライター、編集者、発行責任者と多くの人のチェックが入るため時間とコストがかかりますが、情報の信頼性が高いです。
また紙媒体は、質感の高い紙だったり厚みや加工を施すことで、高級感や希少性を持たせることができます。
あるお客様の会社では、一般会員にはWebにて情報を発信していますが、VIP会員にはWebとは別に会報冊子をお送りしているそうです。
このようにWebメディアと紙媒体にはそれぞれ一長一短があります。その時々の状況に応じてうまく使い分けることで、更なる集客効果が生まれるのではないでしょうか 。