「初めて社内報の担当になったけれど、何もわからない、何から始めたらよいのかわからない」
そんな社内報のご担当者様のために、社内報制作についての基本をQ&A形式でご紹介します。
Q. 社内報の予算を計上する際の考え方について教えてください。
A.予算をどの程度計上するかは、経営方針や社内報の体裁や作り方に大きく関わってきますから、一概には言えません。一般的には「あまりコストを掛けないで質の良いものを作りたい」と考えるのが普通ですが、担当者の負担軽減のために企画から印刷までのほとんどを外部に依頼するとなると、それ相応のコストが掛かります。
最初に社内報に充てられる予算がどの程度なのか、担当者の人数や経験、時間を考慮しながら、「社内でできること」と「外部のプロに任せること」を明確にする必要があります。具体的には企画、ライター、カメラマン、デザイナー、DTP制作、印刷・製本などの人件費や制作費のことになります。
また、月刊、隔月、季刊などといった発行サイクルや、体裁や部数によってコストは変わります。基本的には会社の方針や規模を考慮して予算を組むようにしましょう。
いずれにしても、予算を計上する際は制作会社や印刷会社に問い合わせをして、可能ならば実際に作っている社内報のサンプルを見せてもらって、その制作費について訊くことをお勧めします。制作会社は、自社の規模や社風に合った社内報とはどういうものか親身になって考えてくれるところが望ましいでしょう。予算の組み方も含めてアドバイスしてもらえるはずです。
まずは一度、社内報づくりに実績がある制作会社・印刷会社に相談してみてください。
★POINT
まずは社内報制作に実績のある信頼できる制作会社や印刷会社を見つけ、自社の規模や経営方針、作りたい社内報の体裁を伝えたうえで予算の組み方について相談しましょう。