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◆11月9日は「119番の日」〜安全のために知っておきたい基本知識〜

11月9日は「119番の日」〜安全のために知っておきたい基本知識〜
11月9日は「119番の日」〜安全のために知っておきたい基本知識〜


こんにちは。
東京文京区 護国寺 の広報をデザインする会社、株式会社ユー・エス・エスです。

11月9日は、日本で「119番の日」として制定されています。

火事や緊急の病気など、命に関わるときに使う「119番」。その大切さを再確認するために11月9日は「119番の日」として、防災意識を高めるきっかけとされています。この日は、緊急時に欠かせない「119番」の使い方や役割について再確認し、防災意識を高めることが目的です。日常生活では使う機会が少ないかもしれませんが、いざというときに正しく使うために知っておくべき基本情報を整理してみましょう。

119番の日とは?

「119番の日」は、火災や救急に対応する119番の重要性を再認識し、緊急時に適切に使えるよう備えるための記念日です。11月9日が選ばれたのは、数字の並び「1・1・9」が「119番」と一致するためです。この日には全国で防災訓練が行われ、消防署や自治体が防災意識の向上を目指したさまざまなイベントを開催しています。

119番はどんなときに使うの?

119番は、火災や重大なけが・病気など、命や安全に関わる緊急時に使うものです。具体的な使用場面を見てみましょう。

  • 火災が発生したとき
    火事を見つけたら、まず周囲の人に知らせ、安全な場所に避難してから、119番に通報します。「火事です」とはっきり伝え、場所や状況を具体的に伝えましょう。
  • 重大なけがや病気のとき
    誰かが意識を失ったり、重大なけがをしたりした場合も119番を使います。「救急です」と伝え、現在の状況(意識がない、呼吸が苦しいなど)を具体的に伝えることが大切です。

119番にかけるときのポイント

緊急時は気が動転するかもしれませんが、正確に伝えることで、消防や救急隊が迅速に対応できるようになります。覚えておきたいポイントをまとめました。

  1. 火事か救急かを最初に伝える
    通報の際、まずは「火事です」または「救急です」と明確に伝えましょう。消防と救急のどちらが必要かをはっきり伝えることで、より迅速に対応できます。
  2. 場所を具体的に伝える
    自宅や職場の住所はもちろん、最寄りの目印(例:「〇〇駅から徒歩5分の場所」など)や通りの名前も一緒に伝えると、対応がスムーズになります。また、電話番号を伝えることで、必要な場合に折り返し連絡が可能になります。
  3. 状況を簡潔に説明する
    火災の際には「煙が見える」「どの階で発生しているか」など、救急の場合には「意識がない」「呼吸が苦しい」など、現場の状況を簡潔に伝えると対応がスムーズになります。

119番の日に考える「防災意識」

「防災」というと難しく感じるかもしれませんが、基本は「自分や周りの人の命を守るためにどうすればいいか」を考えることです。たとえば、次のような準備が防災意識の向上につながります。

  • 避難経路の確認
    火災が起こったときに、どういうルートで避難すれば安全か、普段から確認しておくことが重要です。家や職場の避難ルートを意識してみましょう。
  • 緊急時の連絡方法を話し合う
    家族や同僚などと、災害時にどのように連絡を取るかを決めておくと安心です。電話がつながりにくい場合は、SNSや災害用伝言ダイヤルなども利用できます。

防災訓練の重要性

119番の日には各地で防災訓練が行われますが、これに参加することで「もしもの時」の対処が身につきます。防災訓練では、避難方法や消火器の使い方、応急手当の方法などを学ぶことができます。実際に訓練を受けておくと、いざというときに落ち着いて行動しやすくなります。

また、職場や地域の訓練に参加することで、自分だけでなく周りの人と協力して対応することの大切さも理解できます。特に、消防署の見学会や訓練イベントでは、119番の使い方を実際に体験できる機会もありますので、興味があればぜひ参加してみてください。

119番の不適切な使用について

119番は、命を守るための大切な電話番号です。しかし、不適切な使用は、本当に助けが必要な人への対応を遅らせる可能性があります。119番は「必要なときだけ」に使うよう、改めて認識しておきましょう。

  • 救急車のタクシー代わりの利用: 軽微な症状や単なる通院のために救急車を要請する事例が報告されています。これは本当に緊急を要する患者への対応を遅らせる可能性があります。
  • 不要不急の通報: 火災や救急以外の問い合わせや相談のために119番を利用する例が見られます。これらの通報は、緊急回線を占有し、真に必要な通報の妨げとなります。
  • いたずら通報: 悪質ないたずら通報も依然として問題となっています。これは消防・救急リソースの無駄遣いだけでなく、法的処罰の対象となる可能性もあります。

まとめ

119番は、私たちの生活と命を守るために必要不可欠な番号です。年に一度の「119番の日」を機会に、家族や職場で防災について話し合い、緊急時に備えておくことをおすすめします。正しい知識と備えが、いざというときに私たちの命を守ります。

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