株式会社ユー・エス・エス/上田写真製版所 ブログ

教えて、社内報Q&A

◆教えて!「社内報」づくりのQ&A17〈編集=原稿あつめ(2)〉

初めて社内報の担当になったけれど、何もわからない、何から始めたらよいのかわからない」
そんな社内報のご担当者様のために、社内報制作についての基本をQ&A形式でご紹介します。
社内報のスタートアップにお役立ていただければ幸いです。

掲載写真を撮影する場合の留意点

Q1. 写真撮影はプロのカメラマンに依頼したほうがよいのでしょうか。

A1. 写真にクオリティを求めるなら当然プロのカメラマンに撮ってもらうのがよいでしょう。しかし、撮影費のコストが掛かりますから、制作費との兼合いで考えなければなりません。

アマチュアでカメラ撮影を趣味にしていて、印刷物に使用しても何の問題もないほど上手に撮る人がいます。もし社内で、我こそはと手を挙げてくれる人がいて、取材時に同行してもらえるのでしたら、依頼してみてはいかがでしょうか。

また、プロ・アマ問わずカメラマンに撮影を依頼する場合は、誌面の内容やイメージを明確に伝えたほうが、カメラマンとしても撮りやすいですし、より良い写真を入稿してくれます。遠慮しないで希望を伝えるようにしましょう。

Q2. 取材者自らが撮影する場合の注意点はありますか。

A2. 取材者自らが撮影する場合、取材を受ける方はカメラ目線になりがちです。カメラ目線でもよいのか、カメラ目線を避けて撮影するのか、編集側でイメージを明確にしてから撮影しましょう。

撮影テクニックについては、カメラ撮影に関する専門書がたくさん出版されていますし、ネット上でも調べられますから、それらに目を通して、撮影方法についての基本的な知識を得てください。

Q3. 社外の人を撮影する場合の注意点はありますか。

A3. 撮影対象が社員ならば、上司の指示や業務の一環ということで撮影可能でしょうが、社外の人を撮影する際は、「社内報に掲載すること」「配布先」「発行部数」「社内報以外で写真は使用しない」ことを事前に伝え、許可を得てから撮影することは言うまでもありません。
また、屋外や自社以外の建物の中で撮影するときは許可をとり、他人が写り込まないよう注意してください。肖像権の問題が絡んできますから、どうしても写り込む場合は、制作時に画像処理を施して人物の顔が判明しないように配慮してください。

★POINT
クオリティと撮影コストを考慮して、プロカメラマンかアマチュアかの判断を。

明確なイメージを伝えること。
肖像権について十分配慮すること。


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